限定承認 わかりやすく
- 限定承認のメリット・デメリットをわかりやすく解説
プラスの財産とマイナスの財産の両者があり、相続の方法に悩んでしまうような場合には、プラスの財産の範囲に限定してマイナスの財産も引き継ぐことができる限定承認という制度が有効です。しかし、限定承認には思わぬ落とし穴も存在するため注意が必要です。 以下において、限定承認のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
- 相続の流れ
債務超過の場合には、相続放棄や限定承認を行うということも考えられます。これらの意思表示は被相続人の死亡を知った時から3カ月以内に行う必要があるので、相続財産調査等も余裕をもって行いましょう。 ■遺産分割協議相続財産・相続人の情報が確定したら、遺産分割協議を行います。遺産分割協議では、共有状態となっている相続財産を...
- 相続放棄とは?
なお、相続人には、相続放棄・単純承認のほかに限定承認という選択肢もあります。限定承認を行った場合、相続人は相続によって取得したプラスの財産額の限度内に限って借金等を負担することになります。相続財産の総額がプラスになるかマイナスになるかあいまいな場合や、特定の不動産を相続したい場合には、限定承認を行うことも考えられ...
- 相続の限定承認とは?手続きの流れや必要書類など
■限定承認とは?相続をする場合に、単純承認をすると被相続人の現金や預貯金などのプラスの財産だけではなく、借金などのマイナスの財産も引き継がなくてはなりません。そのため、マイナスの財産の額の方がプラスの財産の額よりも大きい場合には、単純承認をしてしまうとマイナスの財産だけが残ってしまうというリスクがあります。相続放...
当弁護士が提供する基礎知識
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■有責配偶者とは有責配偶者とは、離婚原因を作った配偶者のことを言います。民法814条1項には離婚原因が規定され […]

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自己破産とは
■自己破産とは自己破産は、債務超過に陥ってしまった場合等に、裁判所への申立てによって債務の免除を得ることができ […]

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自筆証書遺言をパソコ...
従来は、すべて自筆である必要があった自筆証書遺言ですが、民法の改正により一部が自筆である必要はなくなりました。 […]

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相続人以外の人が寄与...
亡くなった人の介護をするなどの形で、被相続人の看護や財産管理に貢献していた場合、その分寄与料をもらいたいと考え […]

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相続人が行方不明で連...
被相続人が亡くなり、その戸籍謄本を調べた時に、相続権を持つ方の中に連絡がつかない方がいるケースも考えられます。 […]

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遺産分割協議書とは?
■遺産分割協議書を作成する意味遺産分割協議とは、共同相続人が相続財産の分配方法を決めるために行う協議のことをい […]

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弁護士紹介
私は、敷居が高いと言われる弁護士のイメージを変えていきたいという思いから当事務所を立ち上げました。相続問題に力を入れていますが、相続にまつわる諸問題は、財産の名義書換の手続きという比較的単純な手続きから、相続税の申告という税金の問題、遺産分割紛争といった複雑な法律問題まで、程度の差こそあれ、ほとんどの方が経験することになる身近な問題です。そのような身近な問題を機に一度、当事務所にご依頼いただいき、弁護士と関わることで、弁護士に対する敷居の高さが解消できればと考えています。
弁護士吉田 昌史(よしだ まさふみ)
事務所概要
| 名称 | 吉田法律税務総合事務所 |
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| 代表者 | 吉田 昌史(よしだ まさふみ) |
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