有責配偶者とは
■有責配偶者とは
有責配偶者とは、離婚原因を作った配偶者のことを言います。民法814条1項には離婚原因が規定されています。具体的には、
1 配偶者に不貞な行為があったとき。
2 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
3 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
4 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
5 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
の5つが離婚原因として規定されています。これらの離婚原因を作った配偶者を有責配偶者といいます。
■有責配偶者からの離婚は認められるか
有責配偶者であっても話し合いの上離婚をする協議離婚を行うことは当然に可能です。また、離婚調停の申し立ても可能です。
しかしながら有責配偶者から離婚を申し立てたとしても、裁判所に離婚を認めてもらうことは難しいです。
そのため有責配偶者から離婚する場合には協議離婚を行うことを中心に考える必要があります。
また、別居が長期間にわたり、未成熟の子どもがおらず、配偶者が離婚後も問題なく生活を続けていけると考えられる場合には、有責配偶者からの離婚を裁判所が認めてくれる場合もあります。
離婚問題についてお悩みの際は是非一度当事務所までご相談下さい。
吉田法律税務総合事務所では、藤沢市、茅ヶ崎、鎌倉、平塚、大和、相模原、町田、寒川を中心に、神奈川県全域で相続問題など、家事・民事全般について取り扱っております。
初回30分無料でご相談を承っております。事前にご予約いただければ休日や時間外でもご相談いただけます。
何かお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までご相談ください。
当弁護士が提供する基礎知識
-
相続税の申告期限は?
■相続税申告が必要になるのはどんなとき?相続税が発生する場合と、相続税の特別控除を利用する場合には、税務署での […]
-
相続財産の調査方法
相続が発生した時、相続財産を調べ、誰がどの財産を相続するかを決める必要があります。相続財産は債務(消極財産)の […]
-
独身の人が亡くなった...
近年では生涯を独身のまま終える人も増えており、独身のまま死亡して相続が起こるような場合も頻発するようになってい […]
-
相続の流れ
■相続の大まかな流れ相続は、人が死亡した時点から開始します。相続人が複数人いる場合、相続財産は基本的に共有状態 […]
-
遺言書にはどのような...
■遺言書には3種類ある遺言とは、自身の死後の相続方法等についての意思表示をいいます。遺言が法的な効力をもつため […]
-
遺言書はパソコンで書...
■自筆証書遺言は手書きが原則遺言書の中には、自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言の3種類があります。このう […]
よく検索されるキーワード
弁護士紹介
私は、敷居が高いと言われる弁護士のイメージを変えていきたいという思いから当事務所を立ち上げました。相続問題に力を入れていますが、相続にまつわる諸問題は、財産の名義書換の手続きという比較的単純な手続きから、相続税の申告という税金の問題、遺産分割紛争といった複雑な法律問題まで、程度の差こそあれ、ほとんどの方が経験することになる身近な問題です。そのような身近な問題を機に一度、当事務所にご依頼いただいき、弁護士と関わることで、弁護士に対する敷居の高さが解消できればと考えています。
弁護士吉田 昌史(よしだ まさふみ)
事務所概要
名称 | 吉田法律税務総合事務所 |
---|---|
代表者 | 吉田 昌史(よしだ まさふみ) |
所在地 | 〒251-0054 神奈川県藤沢市朝日町12-1門倉ビル8 4階1号室 |
TEL・FAX | TEL:0466-54-3100 / FAX:0466-54-3101 |
対応時間 | 平日 / 9:30~17:30まで ※事前予約で時間外の対応可能 |
定休日 | 土・日・祝 ※事前予約で休日も対応可能 |